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今日のストアー

kinostore.exblog.jp

Carrot Cake <キャロットケーキ>

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まだ沖縄に住み始めて間もない頃、
津堅島のにんじんがおいしいと聞いて、
勝連半島から船に揺られて
収穫まっ只中の島を訪れた経験があります。

津堅島は別名「キャロットアイランド」と呼ばれるほど
にんじん栽培が盛んな島。
海風が運ぶミネラル成分が土壌に浸透し、
それはそれは甘いにんじんが育つのです。
あまりにその甘さに感動して、
島から大きな大きなにんじん袋を持ち帰りました。
そして調理法をあれこれ調べる中で出会ったのが、
キャロットケーキです。

にんじんをデザートに、という発想がそもそもなくって、
欧米では古くから愛されているケーキだということを知り
食いしん坊の私は興味津々でした。

それからは海外のレシピを調べたり
詳しい方に教えていただいたりしながら
いろんな作り方で試しました。

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どれも微妙な違いこそあるけれど
共通するのは、

バターではなく植物油を使うこと。
ベーキングソーダ(重曹)を使うこと。
スパイスがたくさん入ること。
クリームチーズベースのアイシングがかかること。
そしてもれなくとっても甘いこと!(笑)

一番最後の項目はともかくとして、
私のなかでは、このなかのどれ一つが欠けても味気ないというか、
キャロットケーキとは呼べないような気がします。
それくらいに完成された味ということなのかもしれませんね!

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キャロットケーキは個人的にとても好きなケーキなので
通年で店頭に並べる予定ですが、
津堅島にんじんの収穫が始まる12月頃からは
嬉しすぎて店内がにんじん色に染まってしまうかもしれません!







ホールにするかポーションにするかいまだに悩み中なのです…


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# by kinostore | 2012-09-13 17:51 | 商品紹介

Granola <グラノーラ>

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グラノーラを手づくりするようになったのは、
2年ほど前に友達からカスピ海ヨーグルトの種を
いただいてからだと思います。
牛乳からヨーグルトを手づくりできることがわかって
楽しくておいしくて毎日食べて。
その習慣は今でも変わらず続いていて、
それと同時にヨーグルトに入れるグラノーラも
私なりに改良を重ねてきました。


グラノーラとは、麦や玄米に砂糖や油を加えてオーブンで焼き、
ドライフルーツやナッツをあわせたシリアルの一種。
最初に手づくりをしてみて感じたのは、
とてもシンプルなものだけに、配合や焼き具合で
ずいぶん味わいが変わるということ。
逆に言えば、自分好みの配合の
オリジナルグラノーラを
作る楽しみがあるということです。


私は、季節に応じて(その日の気分にも応じて!)
夏はさっぱりめにレモンシロップを使ったり、
冬はハチミツとスパイスを多めに効かせたり、
毎回少しずつ配合や焼き加減をかえて楽しんでいます。



きのストアーのグラノーラも
私の気まぐれで次々と新しい味わいになるでしょう。
「今日はなんか違う…」を
いい意味で楽しんでもらえますように。

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ヨーグルトのトッピングのほかにパンケーキのトッピングにするのもおすすめ。
もちろん、そのままポリポリしてもいいんです!


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# by kinostore | 2012-09-12 07:49 | 商品紹介

より自分らしい店へ


「レモンケーキのお店を始めます」と公言するようになって、
親類・友人をはじめ、ツイッターのフォロワーの皆さまからも
「楽しみにしています」と言っていただけて
とってもうれしかったのですが、
同時に、「クッキーは売らないの?」「パンは??」と
レモンケーキ以外の要望やアドバイスも色々いただきました。


当初は自分の器量を考えて
一つのものだけにしか手が回らないだろうから…と
レモンケーキ専門店にしようと決めていたのですが、
今までブログやツイッターを見てくださっていた方々にとっては
レモンケーキ以外のお菓子やパンにも
興味を持っていただいていたようで、
それは私にとってはとても嬉しいことでした。


そして次第に、
強固になって「これだけ!」と思うより
今まで自分自身が暮らしのなかで
「今日はこれを作ってみよう!」
「この食材をあんな風に使ってみよう!」と
実験のように試してきたあれこれを、
そのままお店に出したのほうが
もしかしたら私らしくていいのかもしれないなぁ…と
思うようになりました。
不思議と肩の荷が下りたというか
家庭の延長線でお店を捉えることができて
目の前がパーッと明るくなった気がしました。



そんなわけで、次回はレモンケーキ以外の
店頭に並べる予定のものたちを
少しずつ紹介させてください。





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*一足先にお店のシールができました!
# by kinostore | 2012-09-05 18:41

沖縄県産レモン

“沖縄のレモン”と聞いて一番に思い浮かべるのは、
やっぱっりシークヮーサーでしょうか。
別名「ヒラミレモン」と言うように、
柑橘類ならではの酸味と爽やかな味わいから
県内でも、レモネードのようにジュースにしたり、
刺身の醤油に加えたりと、
沖縄の暮らしになくてはならない“レモン”です。

けれど、沖縄にもヒラミではない、
正真正銘の「レモン」を生産されている方が
じつはいらっしゃるのです。
もともとお菓子作りが趣味の私にとって、
農薬の心配が少ない国産レモンは
つねに手元に置いておきたい食材の一つでした。
なので、ファーマーズマーケットで
沖縄のレモンを初めて見つけたときには
うれしくって小躍りしたほどでした。
そしていつかたくさん欲しいときが来るかもしれない…と、
袋に貼ってあった生産者シールを
当時の手帳にしっかり貼り付けていたのです。


そして、その“いつか”が、“いま”となりました。


先月、レモン農家の伊波さんに連絡させてもらって
初めてレモン畑におじゃましました。
じつはお互いの子どもが
目と鼻の先の幼稚園に通っていることが判明し、
初めての待ち合わせは幼稚園の正門でした。笑)


坂道をぐんぐん上って、またぐんぐん下って、
四方を山に囲まれた凹んだ場所にその畑はありました。
レモンは風に弱いそうで、
自然の壁にぐるりと囲まれたその場所は
レモンを育てるのに適した場所なのだそうです。


初めて伺ったときには
季節的にまだレモンの実が生り始めたばかりで、
濃い緑色の小さな実がついていました。

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それでも香りはすでにレモンそのもの!
ジリジリと照りつける太陽の下で
爽やかな香りが鼻の奥をつき、
暑さを一気に忘れる心地よさでした。


それから一ヶ月後の先週、
収穫できたから取りにおいで、と言ってくださって
再度畑を訪れました。

小さかった実がぽっこりと大きくなっていてびっくり。

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レモンというと黄色いものを想像しますが、
元々はどんなレモンも最初は緑色で
夜に気温が下がって熟成すると黄色くなるそうで、
沖縄は夜もさほど気温が下がらないから
熟してもずっと緑色のままなのだそうです。
沖縄での収穫時期は8月から翌年1月くらいまで。
年末が近づいて気温が下がり始めると
見覚えのある黄色いレモンにも出会えるようです。


そんなわけで、初収穫の瑞々しいレモン。
一つひとつの粒がしっかりしていて、果汁もたっぷり!
一般的な黄色いレモンとはひと味違う
フレッシュな芳香が魅力です。

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きのストアーのレモンケーキには
可能な限り、この沖縄のレモンを使います。
お店がオープンするまでの間、砂糖に漬けて熟成させて
そのときを静かに待つ予定です。
沖縄のレモンならではのフレッシュな味わいを
ぜひお楽しみに!
# by kinostore | 2012-08-28 12:11

きのストアーのレモンケーキ

レモンケーキのお店を始めると決めてから、
今日まで一体何個の試作レモンケーキを食べたことでしょう…。

当初は、市販のレモンケーキの材料を
厳選した材料に置き換えることで
オリジナリティーを出そうと考えました。
国産小麦に自家製レモンピールを混ぜ込み、
バターを入れて風味をプラスし…といった具合に。
そうすることで確かにリッチで本格的な味にはなったけれど、
不思議なことに、こだわって作れば作るほど
自分の好きなレモンケーキのイメージからは
どんどんかけ離れていきました。

なんだろう、この一抹の寂しさは…!

それからうーんうーんと3日くらい寝ないで考えて(笑)
レモンケーキが誕生したであろう昭和の世界へ向かうべく
引き出しを開けてタイムマシーンに乗りました。
元々昭和で生まれ育ったのだから、そんな難しいことじゃない。
母から受け継いだ古いお菓子の本をひっくり返し、
ついでに小さい頃のアルバムを見て自らの変貌ぶりに驚愕し、
試作と試食を繰り返し、ときには親族友人を巻き込んで
ようやく自分自身で納得できるレモンケーキが完成しました。


きのストアーのレモンケーキ。

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ふわふわ軽いスポンジに甘酸っぱいレモンクリームを詰めて、
レモンチョコの海にチョポンと頭を浸したら
最後に昭和の香り満載のドレンチェリーで画竜点睛!

家族のおやつとして自宅で作るものは
味も見た目も素朴な茶色いお菓子が好きだけれど、
お店で買うお菓子はいつでもワクワクしていたい。

今回、私がお店を始めようと決めたときに
テーマのひとつとして掲げたスローガンです。






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*試作段階でお友達が注文してくれたバースデーレモンケーキ。



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*母の誕生日にも。
# by kinostore | 2012-08-23 10:49 | 商品紹介