こんにちは、レモン君です。
最近飲んだ2本のワインのお話。
ふらりと寄ったアルテックで見つけたレフォスコ。
![ワインの思い出_e0287190_2224578.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201405/17/90/e0287190_2224578.jpg)
Refosco dal peduncolo rosso '04 Grandi&Gabana
時間が経ったレフォスコを飲んだことがなかったので
楽しみにしていたのですが、とっても美味しかった!
しっとり熟成していて、トロリとした口当たりなのですが
しつこくない。キレがいい。野暮ったくない。
あくまで上品で飲み疲れない。
これ、フリウリやアルト アディジェなど
まさに僕が思う北イタリアワインのイメージそのままなんです。
僕がかつてウェイターをしていた代官山のイタリア料理店は
どちらかというと"モダン イタリアン"なお店でした。
にんにくや唐辛子は使わず、食材の個性をそのままに、
上質なオリーヴオイルの香りで楽しませる。
それがシェフの料理でした。
だから、必然的に扱うワインも同様に
スパっとエッジのきいた北イタリアのワインが
多かったように思います。
(個人的にはボテっとした朴訥な中部のワインも好きなのですが)
というわけで、僕のなかで北イタリアのワインのイメージは
イコールそのお店での思い出と重なるんです。
全力疾走だったなぁ…。
次はボルドー。
![ワインの思い出_e0287190_22251421.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201405/17/90/e0287190_22251421.jpg)
CHATEAU DE REIGNAC 2010
これもとってもいい状態でした。
抜栓してすぐに香りが上がってくるあの感じ。
果実味やコク、渋みなどがバランスよく調和してました。
有名シャトーのセカンドということで
そんなにかしこまらないけど、骨格は見事にしっかりしている。
僕の好きなタイプです。
僕は沖縄に越してから7年弱ホテルで働いていました。
このワインはそのときの同僚からいただいたもの。
彼とは出身地が非常に近く、
また、『STAR WARS』という共通の趣味に導かれて
すぐに仲良くなりました。
ただ、僕と違って彼は仕事ができたんです。
いろいろ助けてもらったなぁ。
気づけば、そんな彼も今は立派なお父さん。
そのお子さんの内祝いがこのワインでした。
抜栓する日はもらった時から決めていました。
5月4日。
世界的な「STAR WARSの記念日」なんです。
ホテル時代の思い出に乾杯をしていただきました。
May the Force be with you and your family!!
ワインってとても素敵な飲み物だと常々思っています。
飲んだワインそれぞれに思い出が宿る気がするから。
そのワインを買ったときのこと、
プレゼントしてくれた人のこと、
一緒に飲んだ人のこと、
そのときの自分の状況などなど。
アルコールは他に数あれど
こんなにしっかり記憶に刻まれるのって
ワインだけだと僕は思うんです。
だから、僕はワインが大好きなんです。