お正月早々、息子が咳からの発熱で
軟禁状態の我が家です。(←すでに何度か経験済み)
元日は三世代で新年会。
たまたま選んだオーガニックシードルがとてもおいしかった!
シードルは自分がまだ子どもの頃
父がよく飲んでいた記憶があって、
なんとなく懐かしいイメージ。
もっと甘ったるい印象だったのだけれど、
これはすっきりした甘さで、食事の邪魔をしない
とってもおいしいシードルでした。
息子の体調を気遣って、新年会も早々に解散。
その静けさに便乗して、娘もお昼寝してしまい。
今年は元日からとてもよいお天気で
しーんとした静けさのなか、やわらかな時間が続いています。
私はひんやりとしたお店の作業場に入り、
両手を摺り合わせながら静かに焼き初め。
今年最初に焼いたのは、
フランスで新年を占うとされる「ガレットデロワ」。
新年にガレットデロワを家族で食べるのは
ここ数年の恒例となっていたのに、
昨年はなにせ新年早々に店を開けて忙しなく過ごしてしまい、
焼けず仕舞いだったことを後悔していたのです。
そんなわけで2年ぶり。
今年は初めてバターを使って折り込み生地にしました。
フランス菓子職人さんの織り成す技とは程遠く
難しいこと抜きの荒技ですが、
それでもサックサクのパイ生地に仕上がりました。
余った生地で王冠作りは、私の十八番!
(笑)
今年も、年に一度の黄色いミモザの出番です。
フェーヴは、いつもの“やちむん”ボタン。
これまた年に一度の大切な出番です。
ここ2回くらいは夫が王冠を手にしましたが
なんと!今年は私でした!
「わーい!いいことがありますように!」といいつつも、
40歳を目前にした本音としては
「どうか何事もありませんように!」とただただ願うばかりです。
哀しい〜!
(笑)
*
「ガレット・デ・ロワ」
本場フランスでは1月6日の公現節に
家族みんなでいただくお菓子だそうで。
みなさまもぜひ新年を占ってみてはいかがでしょうか♪
きのストアーは、新年9日(木)より営業いたします。
本年もどうぞよろしくお願いします。