一週間の滞在のなかで、唯一観光らしい観光をした日。
訪れたのは、「Pike Place Market」。
全米最古と言われる公設市場です。
坂道をぐぐーっと下った海辺にあります。
今思い出しても鼻の奥がツーンとなるほど
爽やかでいいお天気でした!
ここがメインとなる入り口。
とにかく人がいっぱいで、さすがシアトルの人気観光地!
一歩入ると、暖色系のライトがたくさんぶら下がっていて、
古きよき港町的な独特の雰囲気。
このマーケットのはじまりは1907年というから、
もう100年以上の歴史があるというのも頷けます。
海産物も、野菜も、果物も、そして花も。
色がいっぱいあふれてこぼれ落ちそうなほどでした。
マーケットの周辺にも人気のお店が色々ありましたが、
一番はやっぱりこちら。
スターバックスの1号店。
創業当時のままの茶色いロゴをそのまま使っているそうで、
人魚も今よりずっとリアルです。
今や大企業のスターバックスが
こんな小さなお店から始まったなんて!
…と訪れる誰もが口にするはず。
私は日常生活のなかでスターバックスを
それほど頻繁に利用しているわけではありませんが、
いわゆる”アメリカンドリーム“のスタート地点を目の前にして
自身のなかに沸き立つ何かがあったことは確かです。
世界各国のスターバックスファンならなおのこと
聖地としてここを訪れるのもわかる気がします。
店内はテイクアウトのみで、
ここでしか買えないグッズや豆が売られてることもあって
外まで行列が絶えないようです。
そんなスターバックスを横目に小さな路地を進み、
向かったのはこちらも有名なクラムチャウダーのお店。
細い路地を入ったところにあります。
「
Pike Place Chowder」
こちらのお店、
「全米ベスト・クラムチャウダー賞」も受賞しているそう。
そんな賞があるなんて…。
(笑)沖縄も「ベスト・ゴーヤーチャンプルー賞」とかあったら素敵!
量が多いと聞いていたので、一番小さいサイズを2つにしました。
それでも充分な量だったのですが、
なんと!我が子2人の食べっぷりがすごくて
あっという間になくなってしまいました。
こどもは正直ですね。
(笑)次回行くことがあれば、サワーブレッドボウルに入った
大きいのをドーンと食べよう!と心に誓いました。(←おおげさ)
そして、もう一店舗。
帰ろうとしたところに店頭で試食をしていて、
「うまー!!」って、ひとくちで虜になってしまったお店。
「
Ellenos Real Greek Yogurt」
ギリシャヨーグルトの専門店です。
ギリシャヨーグルトとは
大雑把に言うと“水切りヨーグルト”のこと。
(
こちらで詳しく出ていました。)
私もヨーグルトをコーヒーフィルターやガーゼで濾して
水切りヨーグルトばかり作っていた時期がありましたが、
こちらのはそれとは比べものにならないくらい濃厚でクリーミー!
たくさんあるフレーバーから息子が選んだのは、
パッションフルーツとバナナ…。
心のなかで、「え〜それなら沖縄でも食べられるし!
もっとここでしか食べられないフレーバーあるじゃん?」
って喉まで出かかったけど言わなかったワタシ、
よく我慢した!
(笑)それでもすごーくおいしくって、
滞在中、もう一回食べに行きたい!と思ったほど!
ヨーグルトといえば、滞在中スーパーでも何度も買いましたが、
そのほとんどがこのグリークヨーグルトに分類されるもので
どれを買っても濃厚でおいしかった。
今や全米のヨーグルト市場の3分の1が
グリークヨーグルトという調査結果もあるらしく、
つい先日にはスターバックスも
来春からグリークヨーグルトを提供することを発表したそうです。
(詳しくは
こちら)
確かにあの濃厚さを知ったら、
普通のヨーグルトは水っぽく感じてしまう。
また一つ罪なたべものを知ってしまった旅でした。
(笑)