こんにちは、レモンくんです。
今回は僕の大好きなワインとコーヒーのおはなし。
きのストアーでワインを売り始めるわけではないので、あしからず。
先日、久しぶりにボトルのワインを飲みました。
イタリアの”キャンティ”という赤ワイン。
宜野湾の
カルディコーヒーファームで¥500で購入しました。
おいしかった〜♪
渋くなく、酸っぱくなく、いわゆる飲みやすいタイプ。
スパゲッティといっしょだったのですが、
「あっ!もう半分飲んじゃった!」
そんな素敵なワインでした。
「久しぶりのボトルワイン」というのも
普段はこんなのを飲んでいるから。
でたっ!5リットル!!
赤いボタンを押すとぴゅぴゅーっとワインが溢れ出す。
そんな夢みたいな箱ワイン。
しかも、飲んでも飲んでもぜんぜん減った気がしない!
もちろん、味もフレッシュで僕好みなので、
よく氷をいれて飲んでます。
当たり前のことかもしれませんが、
僕が好きなのはこんな「飲んでおいしいワイン」なんです。
*
僕はかつてレストランのウェイターを長くしていました。
そのときは、
お客さんにワインを勧めなければいけない立場でしたので
たくさんのワインを飲みましたし、
たくさんのワインの情報も仕入れていました。
もちろん、その時期があったから
僕はワインを好きになることができたのですが、
今思えば「飲んでおいしいワイン」ではないものを
お客さんに勧めていた気がするんです。
「××というワイナリーが
○○という畑でできたぶどうだけでつくったワインです。
しかも、ビンテージが△△年!文句なしですよ!」
たぶん、その頃の僕はワインの味わいを
味そのものと情報の半分半分で決めていたと思います。
でも、お客さんにしてみればいちばん聞きたいのは
「で、おいしいの?」
であるはずなのに。
*
前にも言いましたが
きのストアーのコーヒー豆は
「ヨシモトコーヒー」さんからいただいています。
店内の隣室にはコーヒー豆を焙煎する大きな機械があります。
前掛けをした方がその機械をごとごと動かしていて、
いつもコーヒーのいい香りが漂うお店です。
「忙しいですか」「そうですねぇ」なんてお話ししながら
ちょっとずつコーヒー豆をわけてもらっています。
そんな素敵なコーヒー豆。
僕はあとドリップするだけです。
お湯を湧かして、コーヒー豆を計って、轢いて。
ちょっとだけ時間をかけてお湯をぽたりぽたりと落としていく。
コーヒーに関して
何の技術も情報も持っていない僕にできるのは
ただ、その作業をていねいにするだけ。
そのコーヒーを、僕は毎日
「あぁ、おいしい」と言って飲んでいます。
そして、
お客さんに少しでも「あぁ、おいしい」と思っていたければ
それ以上の幸せはないと思っています。
きのストアー ドリップコーヒー ¥280