きのストアーというと、まずレモンケーキ。
次は、おそらくキャロットケーキ。
そして最近になってじわじわと浸透してきているのが、
なんと!コーンブレッドなのです。
コーンブレッドとは、とうもろこしの粉(コーンミール)を使った
アメリカではポピュラーな食事用のパン。
パンと言ってもイーストを使うわけではなく、
ベーキングパウダーを使って膨らませる“クイックブレッド”。
パンケーキ同様、食べたいと思ったときにすぐ作れるのも
クイックブレッドの魅力かもしれません。
私が初めて食べたのは、ハワイ。
フードコートやレストランで口にするたびに
プチプチもそもそとした独特の食感と香りの虜になり、
以来、好きなたべものの一つとなりました。
しかし日本ではあまり見かけることもなく、
食べたくなったら自分で作る、が基本。
そして色々調べるうちに、
コーンブレッドも地域によって様々な種類があること、
そしてアメリカの歴史と深く関係があることも知りました。
とくにこの2冊の専門書はいろんな意味ですごかった!
The Cornbread Book: A Love Story with RecipesJeremy Jackson
写真が一枚もない洋書ですが、
表紙からしてコーンブレッド愛が伝わる一冊。
著者の27%はコーンミールでできているらしい!
そして、もう一冊はこちら。
コーンブレッド賛歌クレセント ドラゴンワゴン Crescent Dragonwagon
300ページ以上まるごとコーンブレッドのレシピという
コーンブレッドファンにはたまらない一冊!
しかもこれまた写真は一枚もなし!
これがまた創作意欲をかき立てるわけですが
(笑)
それ以上に読みものとして楽しませていただきました。
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…。
どちらもしばらくの間、お店のテーブルにも置いておきますので、
興味のある方はぜひぜひご一読くださいね!
そんなわけで、色々試行錯誤を繰り返し、
お店に置くコーンブレッドは
やはり自分が一番印象に残った
ハワイ風の甘いコーンブレッドに決めました。
Sam Choy'sのレシピを元にアレンジした
ココナッツミルクとパイナップルの甘い香りが魅力の
しっとりほろほろコーンブレッドです。
すでに“完成品”の商品にさらに何かを言い足すのは
しつこい感じがして好きではないし、
食べ方なんて人それぞれなわけですが、
コーンブレッドに関しては
どうしても一言いいたくなってしまいます。
それでも実際に店頭に立つと、やっぱり言えない…。
だから今日こそはここで言わせていただきます!
笑)
ぜひトースターで温めて!
バターとハチミツで食べてみて!!
…すっきりしました。
我が家ではこれを朝食に食べるのが定番。
メープルシロップも試してみたけれど、
やっぱりバター&ハニーが一番好き!
今週も並べる予定でなので、ぜひぜひお試しください。